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代表コラム 「この会社は、本当にいい会社なんです。」と社員が自慢する会社

毎年12月になると、お客様企業の忘年会にお誘いいただくことがあります。

今回は、ある運送業の忘年会での出来事です。私が休憩コーナーでコーヒーを飲んでいると、一人のドライバーさんが話しかけてきてくれました。

「この会社は、本当にドライバーを大事にしてくれるんです。取引先に行っても丁寧に対応してもらえます。こんなの初めてです。本当にいい会社です。」

なんでも2年ほど前に転職をしてこの会社に入ったそうなのですが、前の会社には18年も務めていたとのこと。経営者の代替わりがあって、なんとなく居心地がよくなくなって、そんな時に出会ったのが今の会社だったということです。

今年の忘年会は、創業10周年を記念して大々的に開催されました。例年は社内の人たちだけで行っていましたが、初めて社外の参加者も加わり、都内でも有数のホテルのパーティルームで総勢140名の大忘年会となりました。無事故賞の表彰やくじ引き、プロのパフォーマーを呼んでのショーなど参加者を楽しませる工夫が随所にありました。

そんな中、経営者の挨拶にも気合いが感じられます。普段は堂々と余裕を漂わせている社長が意外にも緊張なさっていたのです。私もその緊張をすっかり頂いてしまい、来賓挨拶では、緊張して冷や汗をかきました。私のそんなつたない挨拶に反応してくれたのか、そのドライバーさんはニコニコと話かけてくれたのでした。

「この会社は本当にいい会社なんです。」社員が社外の人間に対して、そんな風に話すのです。社員が会社のことをそんな風に思うのは、一体どんな場面でなのでしょう。

この会社には、月に1度、管理職を中心としたプロジェクト支援でお邪魔します。このプロジェクトで、繁忙期に重要な取引先との予定があり社長・営業部長・所長つまりはトップ3がやむを得ず、出席できないことがありました。通常のプロジェクトでご意見番的な存在の3人が不在となり、その日の活動はどのようなものになるか些か不安もありました。

しかし、始まってみれば、そんな心配はまるで無駄でした。出席した管理職がそれぞれに生き生きと、まるで社長の意をくんでいるかのように活発に意見を交わします。会社のことに一生懸命に、熱くなって語ります。時には「社長だったら***と言うだろう」などという言葉も出ます。常日頃から、経営者の「社員は家族、大事にしたい」という考えを社員へ伝え、働きやすい環境づくりに手間も費用も惜しまないからだと思います。

まずは経営の安定が必要です。そのために、時には社員に厳しく接することも当然ありますが、そういった日々の取り組みが、経営者と社員との信頼関係をつくり「この会社は本当にいい会社なんです。」という言葉につながっているのではないでしょうか。